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  1. 身に覚えのない請求書がきた

身に覚えのない請求書がきた

ある日突然、「…貴殿に対し、〜による金○○円を支払うよう請求いたします。期限までにお支払いいただけない場合には裁判等の法的措置をとることになりますので…」というような内容の請求書が普通郵便で、場合によっては内容証明郵便で届いた。

送り主は、××債権回収機構といった初めて見る名前であり、自分には全く身に覚えがないが、どうすればよいのか。これがいわゆる架空請求と呼ばれる詐欺の手口で最近よく相談のあるケースです。

このような架空請求がきた場合の基本的な対処法は、問い合わせ等も一切せずに完全に無視してしまうことです。下手に記載されている連絡先に問い合わせでもしようものなら、それこそ架空請求業者の思うつぼです。架空請求業者は、問い合わせがあれば、あの手この手で、問い合わせてきた者の電話番号や勤務先、家族構成などの個人情報をできる限り入手しようとします。そして、ひとたび個人情報を入手すれば、その情報に基づいて、今度は電話等で執拗に請求を繰り返してきます。

たとえば、電話で問い合わせをしただけでも、電話番号が非通知になっていなければ、架空請求業者に電話番号を知られてしまいます。すると、その電話番号に執拗に請求の電話が入るようになるのです。このようなことにならないように、まずは完全に無視してしまいましょう。

このように、架空請求業者からの請求の郵便が来ているだけの段階では、完全に無視をしてしまって下さい。

ただし、全く身に覚えがない請求であっても、裁判所から書類が送られてきた場合には、放置せずにきちんと対応をしなければなりません。従来の架空請求業者は単に請求の郵便を送りつけるのみでした。ところが、最近、ごく一部ですが、架空請求であるにもかかわらず裁判等の法的手続をとってくる業者がでてきました。

このような場合には、放置してしまうと、請求を認める判決が出てしまうなどの不利益を受けるおそれがあります。

まず、裁判所から送られてきた書類が「支払督促」というものであれば、必ず、同封されている異議申立書を提出期限の2週間以内に提出してください。異議申立に理由はいりません。

次に、「訴状」が送られてきた場合には、同封されている答弁書の書き方についての説明書をよく読んで、必ず提出期限までに答弁書を提出してください。そして、その後も裁判で架空請求であることを主張・立証していく必要があります。

架空請求と思われる郵便がきたけれども、本当にそれが架空請求であるのかどうか判断がつかないような場合、または架空請求を無視していたら裁判所からの書類がきたような場合、そのような場合には一度弁護士に相談されることをお勧めします。

赤井・岡田法律事務所

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